「くっ、殺せ! このような辱めを受けるくらいなら、死んだほうがマシだ!」
――人類は安寧の時を手に入れるため、魔族と呼ばれる者たちと戦い続けていた。
魔王に敗れた勇者一行の聖騎士ラグエルは自らを犠牲に仲間を逃がすため殿(しんがり)を務める。
全身全霊の力を揮い、強敵魔王に挑むが…。
地下牢に囚われたラグエルは拘束され身動きを封じられて逃げることができない。
これから行われるあらゆる拷問に覚悟を決めたが、再び相まみえた魔王は女人の姿へと変わっていて…。
魔王の手によって汚れなき聖騎士の劣情は強引に暴かれる。恥辱に震えるラグエルは高潔な精神で叫ぶ――
※本書には電子配信中の「くっころナイト☆ ~聖なる騎士は黒き鎧を身に纏う~」(1)~(6)が収録されています。